屋根工事

●工事時期の目安

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雨漏り、瓦の劣化、色落ちなどの症状が現れたら、そろそろ屋根工事が必要な時期であると考えられます。屋根を長持ちさせるためには定期的な点検やメンテナンスが必要です。

●屋根材の種類と特徴

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屋根材の代表的な分類は、「金属」を使った屋根。「スレート」を使った屋根。「瓦」を使った屋根の3つに大きく分類されます。

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屋根の形には実に様々な種類があります。一般的に多く見かけるのは、切り妻と寄棟ですが、それ以外にも多くの種類があります。屋根の形を変えるだけで建物のイメージはガラッと変わったりします。

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屋根の葺き替えとは、すでに葺かれている屋根材を一旦撤去し、新しい屋根材に葺き替える工事方法です。葺き替えにより、屋根の換気性能や断熱性を向上させることができます。一部の屋根材を除いてほとんどの屋根材が施工可能です。

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カバー工法(重ね葺き)とは、既存の屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を被せる工法の事です。二重屋根なので耐熱性に優れているほか、解体費用がかからずコストが抑えられるなど様々なメリットがあります。

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板金とはスレート屋根の頂点を止めている鉄板のことです。屋根の中でも風の影響を最も受けやすい場所で、台風や突風で釘が浮いたり抜けたりすることもあります。まずは点検を行い、交換の必要があるかどうかを確認することが重要です。

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漆喰は瓦と瓦の接着剤の役割を担っています。漆喰が剥がれると、瓦が歪んだりズレが生じるなどして、雨漏りの原因となる場合があります。瓦葺きの屋根は、漆喰から痛みが広がることも多いため、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。

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雨樋は、年間通して日光や熱、風雨、雪などにさらされる過酷な条件下にあります。各部分の材質や性質を考慮した上で、正しい方法でこまめにお手入れしたり、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。

​工事時期の目安

屋根工事の必要性

一般的に屋根工事が必要な例として、以下のような原因があります。


1.雨漏り
2.瓦の劣化・瓦がはじけてたりする
3.色落ち、剥がれ落ち
4.谷板が板金で出来ているが、その部分が穴などが開いている

屋根工事を行うことによって、雨漏り、色落ち、穴、腐食、地震のときに屋根が落ちる・瓦が剥がれ落ちてくる可能性、家の内部の湿度調整、温度調整などの問題が回復します。屋根工事は、屋根に特別大きな問題がない場合は、わずかな一部分の交換だけで安価に済みます。

屋根工事(リフォーム)時期の目安

家の屋根を長持ちさせるためには、屋根材に合った定期的な点検やメンテナンスが必要です。

瓦系屋根材

瓦・・・メンテナンス(漆喰、締直し等)を定期的にしていれば何十年も持つが、その分維持費がかかる。

セメント瓦(モニエル瓦)・・・塗料が劣化するため、15年~20年に1度、塗装が必要。

スレート系屋根材

7年~10年に1度、防水塗装が必要。20年以上経つと野地板も傷んでくるため、葺き替えが必要となる。

金属系屋根材

石粒付ガルバリウム金属屋根、ガルバリウム金属屋根・・・外的要因がなければメンテナンスフリー

トタン金属屋根・・・7年~10年で塗り替えもしくは葺き替えが必要。

屋根材の種類と特徴

金属屋根
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もっとも軽量でアールを含めてもっとも自由な形状に屋根を造ることが出来、最近では超耐候性鋼板のガリバリウム鋼板などを使った屋根が多く使われています。

材料そのものに断熱性能がありませんから、屋根の下の断熱対策は必須ですし、雨音などの防音も考えておく必要があります。

また、耐候性の悪い材料などは数年に一度といった塗り替えも必要ですから、価格だけにとらわれず、メンテ費用も考えた材料選択が必要な材料です。

スレート屋根
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天然のスレートを使った屋根もありますが、住宅屋根の代表格は「カラーベスト」「コロニアル」といった商品名で知られる、彩色石綿セメント板という薄いスレートの屋根材です。

この材料も、材料の厚み、デザインなどから、値段はピンキリです。

安いもので3,000円/m2から、高いものだと10,000円/m2近くになってしまいます。

また、天然スレート以外は屋根材の表面を着色している材料が多いため、10年以上経つと色落ちが始まり、表面だけを塗り直す必要があります。

瓦屋根
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日本瓦、洋瓦とひとくくりでは言えないほど、形状も形も様々です。

ただ、材料自体が重いので耐震性も上の2つの屋根材を使う建物よりも強いものが要求されています。でも一度葺いてしまえば、メンテナンス不要なほどの耐久性があります。

なお、日本は世界でも有数の地震大国であるため、近年は屋根の耐震性がより重視されるようになってきました。これにより、屋根の葺き替え時に、重い瓦屋根から金属屋根やスレートに変える住宅が多くなっています。

屋根の機能

屋根は建物の中で最も高い場所に設置されています。そこに暮らす人が快適に生活する上で、屋根は雨や風など様々な外的要因から私たちを守る役割を担っています。そのため、屋根に求められる機能は非常に多くなっているのです。

屋根に求められる機能としては、おもに以下のようなものが挙げられます。

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また、屋根工事の際には、能率性や補修性も重視したいポイントになります。能率性としては、屋根工事を容易に施工出来素材であることが求められます。また、劣化部分のメンテナンスが容易な補修性も重要です。瓦やスレート、金属が住宅の屋根材として多く使用されているのも、後々のメンテナンス性が容易であるためです。

しかし、残念なことに、上記に挙げた機能をすべて備える屋根材は存在しないのが現実です。瓦にしても、スレートや金属屋根にしても、それぞれに長所と短所があり、万能な屋根材とは言えません。屋根に用いる屋根材それぞれに特徴があり、葺き替えやカバー工法によるリフォーム、また住宅を建てる前の屋根材選びは、どの機能を最も重視するかによって使用する屋根材も変わってくるのです。また、屋根のリフォームや新築時には、屋根材はもちろんのこと、屋根を構成する野地板、防水シートにも気を配り、屋根の性能を最大限に発揮出来るように心がけることが大切です。

まとめ

屋根に最も求められることは、何よりも「住まいの安全性を高める」ということです。そのためには、定期的な屋根の点検を実施したり、また定期的にリフォームを行うなどして、住まいを美しく快適に保つことが安全に暮らすために欠かせないことだと思います。

​屋根の形状

屋根の形と特徴

屋根の形には実に様々な種類があります。一般的に多く見かけるのは、切り妻と寄棟ですが、それ以外にも多くの種類があります。屋根は建物を雨や風などから守るといった機能性が何よりも重要ですが、屋根の形は外観デザインの上でとても大切です。屋根を切り妻から寄棟に変えるだけでも家の外観は大きく変わります。

屋根の形には下記のような種類があります。

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葺き替え

屋根の葺き替え

屋根の葺き替えとは、すでに葺かれている屋根材を一旦撤去し、新しい屋根材に葺き替える工事方法です。古い屋根材を撤去するので、屋根の下地、野地板も一緒にメンテナンスできます。屋根の換気性能も向上し、断熱性を向上させることができます。一部の屋根材を除いてほとんどの屋根材が施工可能です。

屋根葺き替えのポイント

瓦の葺き替え工事では、耐震性・安全性を考慮し、より強く軽い瓦を選ぶことをおすすめします。屋根の葺き替えの際に野地板をしっかりと点検して、腐食や弱くなっている箇所の補修を行うことが重要です。

1.どんな瓦を葺くか

瓦の産地の特徴や長所・短所、また、和型・洋型などを考慮して、どんな瓦を葺くのかを決めます。
瓦の産地としては、三州瓦(名古屋)・淡路瓦(兵庫県)・石州瓦(島根県)の三大産地のほか、奈良・岐阜など、全国に様々な瓦があります。
その中から建物に合った瓦、気候風土に合った瓦を選ぶことがポイントになります。
葺く瓦によって建物の印象は大きく変わってきます。

2.屋根地は痛んでいるか

屋根の葺き替えにおいて大きなポイントとなるのが、屋根地の傷みから生じた不陸をいかに修正するかです。
不陸修正をするかしないで費用も変わってきますが、大きな不陸が見られる場合は、葺き替えの際に必ず修正をしておかないと、後々後悔することにもなります。
もちろん、場合によっては、棟木・隅木など、雨漏りからの腐食で取り替えるなどの大工工事が必要となる場合があります。

3.瓦の交換以外に必要な工事もある

瓦の葺替工事では、単に瓦の交換だけでは済まない場合がほとんどです。
大抵の場合、瓦を葺き替える頃には雨樋も傷んでおり、一緒に取り替えるケースが多くなっています。
また、以前の瓦とは寸法などの違いがあるため、軒部分・ケラバ部分と壁の取り合い部分の左官補修工事、塗装工事が必要となる場合があります。

4.ご近所への対応も忘れずに

葺替工事を行う場合、ホコリや騒音、また道路を使用しての工事などで、ご近所に迷惑をかける可能性があります。
ですので、事前に隣近所に挨拶をしておくことも大切です。

葺き替え工事の流れ

葺き替え工事は、瓦の種類や屋根の状態などによって作業工程も多少違ってきますが、ここでは和瓦から平板瓦への葺き替えを例に作業の流れをご紹介します。

Step① 足場設置

安全面・作業面を考慮して組立式の足場を設置します。

Step② 瓦めくり

既存の瓦・葺き土・杉皮の撤去を行います。

Step③ コンパネ張り(野地板)

安全面・作業面を考慮して組立式の足場を設置します。

Step⑤ 瓦葺き

瓦荷揚げ後、軒先瓦・平板瓦・袖瓦を葺き揚げます。瓦はビス止めします。

Step⑥ 棟工事

棟の土台となる部分に垂木を設置し、南蛮漆喰を巻き、棟瓦を設置します。その後、冠瓦を設置しビス止めします。

Step⑦ 完工

足場を解体して施工終了となります。

Step④ ルーフィング・桟木打ち

防水のためにルーフィングを張り、瓦を止めるため、桟木を屋根に張り渡します。

カバー工法

屋根カバー工法

カバー工法(重ね葺き)とは、既存の屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を被せる工法の事です。

カバー工法の特徴

二重屋根なので耐熱性に優れているほか、解体費用がかからずコストが抑えられるなど様々なメリットがあります。最近は、既存の板金(トタン屋根)を残したまま、新しい屋根材を重ね葺きすることが多くなりました。既存の板金の上に、厚さ20mmの押出発泡ポリスチレンフォーム(スタイロフォーム等の総称)を敷きその上に、新しいアスファルトルーフィングで防水下地を造り新しい板金(ガルバリューム鋼板)を葺く納め方です。古い板金やアスファルトルーフィングを残すことでその防水性能にも期待したい。工事中の万が一の雨にも対応できる。建築廃材が少なくて済む。等の理由により、このような重ね葺き手法が多くなりました。

カバー工法の可能な屋根と不可能な屋根

重ね葺き(カバー工法)は、平版捨ストレート及びアスファルトシングルなどの表面が平らな屋根に対して行う工法です。従って、「瓦・セメント瓦」「波型ストレート」「金属たて葺き」などの屋根には施工工事が出来ません。このような屋根の場合は、古い屋根を剥がしてから、新しい屋根材を葺き替えなければなりません。

アスベスト対策にも有効なカバー工法

カバー工法は、近年問題になっているアスベスト対策に有効な方法として用いられています。昔のスレート屋根にはアスベストが含まれているものが多く、不用意に解体すると粉じんを飛散させてしまいます。しかし、カバー工法であれば屋根を解体しないため、アスベストの飛散を防ぐことが出来るのです。

屋根カバー工法の手順

まず、既存屋根の上に防水シートを張り、屋根材の下に並べる垂木を一定間隔で釘止めした後、新しい屋根材を設置します。下地が腐って釘が打てない場合は、補修を行わなければなりません。また、小屋裏の換気が十分でないと結露が発生するので、棟から空気が抜けるように換気工事もしておく必要があります。

板金工事

板金工事

板金とはスレート屋根の頂点を止めている鉄板のことです。住宅の最上部に位置しており、屋根工事の工程でも、最終の仕舞い部分になります。この箇所は屋根の中でも風の影響を最も受けやすい場所で、台風や突風で釘が浮いたり抜けたりするケースが多く見られます。釘が浮けば、釘穴から水が入り、中の木が腐ってしまうこともあります。古い棟板金になると錆が生じるものもあります。まずは点検を行い、交換の必要があるかどうかを確認することが重要です。

板金工事の流れ
Step① 足場・メッシュシートの設置

工事によっては足場、メッシュシートを設置します。

Step② 既存板金・貫板の撤去

まずは既存の板金・貫板の撤去を行います。

Step③ 下地処理

次に板金の下地の処理を行います。
傷んでいた場合には補修作業を行います。

Step④ 新規貫板・板金の設置

新しい貫板・板金を設置していきます。

Step⑤ 工事終了

足場を設置した場合、工事後に撤去します。

漆喰工事

漆喰工事

漆喰は瓦と瓦の接着剤の役割を担っています。この漆喰が剥がれると、下地の土が痩せてしまい、瓦が歪んだりズレが生じたりしてしまいます。瓦がズレると隙間が出来て、そこから雨漏りしてしまうおそれがあります。また、ひどい場合は隙間部分に雑草が生えてしまっているケースもあります。瓦葺きの屋根は、漆喰から痛みが広がることも多いため、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。

漆喰工事の種類

漆喰工事は大きく分けると以下の2種類になります。

■漆喰詰め直し工事

漆喰の劣化や破損が比較的軽い場合に行う工事です。
劣化してしまった漆喰を一度剥がし、新しい漆喰を詰め直す工事となります。
定期的に点検を行えば、このようなちょっとした漆喰の異常に早く気付くことができ、簡単な工事で補修することが可能となります。

■漆喰取り直し工事

漆喰部分に大きな劣化や剥がれが見られたり、棟などが既に歪んでいる場合には取り直し工事を行います。
取り直し工事では、一度すべての棟瓦を撤去し、再び設置する形になります。
棟瓦に歪みが生じると、隙間が発生し、そこから雨水が侵入して雨漏りの原因となるおそれがあります。
また、耐震性も低下するため、地震などの強い揺れによって棟が倒壊してしまう危険性もあります。
詰め直し工事に比べてコストが高くなりますが、漆喰がこのような状態になってしまったら、早急に取り直し工事が必要です。

漆喰詰め直し工事の流れ
Step① 足場・メッシュシートの設置

工事地の状況によっては足場、メッシュシートを設置します。
これは、近隣に迷惑をかけないことが目的ですが、作業員の安全確保のためでもあります。

Step② 下地処理

まず、既存の漆喰を全部撤去し、きれいに清掃します。
既存の漆喰が残っていると、新しく漆喰を詰めてもすぐに剥がれてしまうため、この作業は非常に重要となります。

Step③ 新規漆喰塗り

新しい漆喰を詰めていきます。

Step④ 工事完了

以上で工事は完了です。
足場やメッシュシートを使用した場合、工事後にそれらを撤去します。

漆喰詰め直し工事の流れ
Step① 足場・メッシュシートの設置

工事地の状況によっては足場、メッシュシートを設置します。
これは、近隣に迷惑をかけないことが目的ですが、作業員の安全確保のためでもあります。

Step② 棟撤去

まず、既存の棟・棟瓦を撤去していきます。

Step③ どろ漆喰撤去・清掃

次に、既存の漆喰を撤去します。
取直し工事は、土台からやり直すため大がかりな工事になります。

Step④ 新規漆喰塗り、新規棟設置

既存の瓦・漆喰を撤去した後は、新しい棟を設置していきます。
この際、棟が曲がらないように、施工は慎重を期して行われます。

Step⑤ 銅線補強

設置した棟瓦・漆喰を銅線で補強します。
銅線での補強を行わない業者もいますが、崩れやすさに大きな差が出ますので、工事前に業者に確認しておくと良いでしょう。

Step⑥ 工事完了

以上で工事は完了です。
足場やメッシュシートを使用した場合、工事後にそれらを撤去します。

​雨樋工事

雨樋工事

雨樋は、年間通して日光や熱、風雨、雪などにさらされる過酷な条件下にあります。各部分の材質や性質を考慮した上で、正しい方法でこまめにお手入れしたり、定期的にメンテナンスを行うことが、住まいの外観を長期的に美しく保つことに繋がります。

雨樋の工事時期目安

雨樋に以下のような症状が見られたら、補修を行う必要があります。
建物の外部から目視にて確認出来る範囲で結構ですので、1年に1回は点検を行うようにして下さい。
特に、梅雨や台風シーズンの前後、雪解け後には目視点検をおすすめします。

軒樋、たて樋の水漏れ

1. 軒樋、たて樋の継ぎ目が外れている
2. 軒樋、たて樋が変形していたり破損している
3. 軒樋、たて樋の金具が外れている
4. 軒樋にゴミ、土砂、落ち葉などがたまっている

雨樋にゴミ、落葉などが溜まったり、曲がったり、割れたり、外れたりしたままにしておくと、 雨水が野地板、鼻板、土台、外壁、柱などを腐らせたり、庭木を痛めたりする原因ともなりますので、 補修、交換、清掃が必要です。

樋の種類
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